第6章 電話の指示で...~二宮和也~
こうなるって、わかってたけど・・・やっぱり恥ずかしい。
「脱げたかな?」
「はい。」
「みきちゃんって、お家の中でも、ブラジャーつけてるの?」
「いえ。」
「じゃあ、今はノーブラなんだ。」
・・・言わないで。
「・・・はい。」
「あれ?ちょっと照れちゃった?」
「・・・あんまり、言わないでください。」
「ふふ。ごめんごめん。じゃあ、その恰好のまま、ベットに仰向けに寝て。」
「はい。」
ドキドキする…。
「じゃあ、今から深呼吸してみようか。息を大きく吸って」
すぅー
「吐いて」
ふぅー
「どう?ちょっとはドキドキしなくなった?」
え、ドキドキしてたのわかってたの?
「はい。」
「そっか、良かった。じゃあ、次は首から肩にかけてをゆっくりなぞってみて」
あ、何これ・・・ぞわってする。でも・・・
「俺に触られてると思って。」
そんな・・・。
「次は、服のうえから胸をさわってみようか。」
あぁ…。
「気持ちいいかな?」
「はい。」
「良かった。じゃあ、Tシャツの裾をもって下や左右にひっぱってみて」
身体は触らないの・・・?
あっ…。でも、これ・・・。
「どう?Tシャツに擦れて気持ちいい?」
「///」
「固くなってきちゃったかな?確かめてみよっか。」
言わないで・・・。