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オジサマ専科 完全オリジナル 時空の狭間の剣士

第3章 最終回 あなたを愛する


平成が終わった。
お祝いムードの中の娑婆入子を見つめた。
「早く逃げて」
令髃の入子はマンションの部屋に火を付けたそしてガスの元栓を開けた。巨大な爆発音とともに真っ暗になった。
平成の娑婆入子は死んだ。
※※※
一ツ木は語る。
「お前を救いたい。だが私は平成の遺恨の擬人化なのだ。だから私を殺せ」
「それは出来ないあなたを受け入れる。あなたと幸せになる」
世界は明るくなった。
※※※
一ツ木刻は令和を生きられなかった人の悲しみの固まりなのだった。彼は神社の主として特別な力がありすべてを背負った。そして刻を彷徨う人間となった。しかし今は令和を生きる概念と化した。
娑婆入子は未来テレビ天気予報士だ。中継をつなぐ。神社に白髪の大変美しい老人がいた。一ツ木刻だ。そのあと娑婆入子は神社に何度も行って好きになって結婚した。家族も名前も記憶も取り戻した。本当の名前は斎藤悠里という。二人は幸せに暮らした。
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