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【コナン・まじ快】薔薇を食べる【工藤新一・黒羽快斗】

第4章 5月


俺の名前は、加賀美輝明(かがみてるあき)…32歳。とある組織の幹部をやっていてコードネームはマティーニ。主に上の言うことを聞くだけだ。普段はコンビニの店長をしている。彼女いない歴=年齢で、潤いのない人生をどうにかしたくて犯罪に手を染めた。
せめて、恋人の1人でもいれば…個人的には派手目な子がいい、年下で胸が大きい子。そう例えば────

「加賀美君」

エクセルで売り上げの整理をしていたら声かけられて振り返ると、この店の店長で今は本社務めになった伊藤さんが立っていた。

「伊藤さん、お久しぶりです」
「どうだい?店長は慣れたかな?」
「あ、はい、なんとか」
「そうか、良かった。どうだい?今夜、いい店を見つけたんだ」
「あー…すみません、今日は用事が」
「おや、残念だ。また誘うよ」

お礼を言って俺はまたパソコン作業に没頭する。今日は、ダメだ。だって今日はあの子との約束の日だから!!

◆◆◆◆◆◆

今日やる事を終えて店は副店長に任せて早めに退店する。髪型と服装を整えて、急いで駅前の時計の前まで走った。18時ジャストに時計前に着くと、そばのベンチに座ってスマホを弄る女の子がいて思わず胸が高鳴る。
髪は、染め直したのか全体的に鮮やかな青になっている。琥珀色の大きな瞳に真っ白な肌、長いまつ毛、レッドブラウンのアイメイク、艶やな唇…芸術的な美しさだ。黒の見せブラの上にへそ上までの長さのハイネック網トップス、黒のプリーツスカートを履いていて健康的なお腹が晒され、ロゴの入った黒のブルゾンを緩く羽織り、ウエストポーチをつけている。大きめのピアスにシルバーの厚底スニーカー…派手で露出の多い格好なのに彼女が着ていると下品だとは思わない。
彼女は、俺に気が付くと可愛らしい笑顔を浮かべて駆け寄ってきた。

「輝明さん!」
「桃ちゃん!」

坂木桃ちゃん、18歳。高校3年生で最近知り合った超絶美少女。この前1人泣いていたこの子に声をかけてからこうして会うようになった。桃ちゃんは凄くいい子で美人で胸も大きくて正直ドストライクだ。俺はこの子に出会う為に今まで恋人がいなかったんだと思えるほど…そう、俺はこの子に恋をしている。
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