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【コナン・まじ快】薔薇を食べる【工藤新一・黒羽快斗】

第4章 5月


いっそう動きが激しくなる。快斗も新ちゃんも荒々しく余裕がなくなって、目をギラギラさせて私を抱く時がある…私が強請った時だ。でも、どんなに余裕を無くしても甘くて優しくて私を愛してくれる。あぁ、私愛されてるんだって実感出来る。いつもそうだ、2人は私に幸せをくれる。朝を起きたらキスとハグをして、くだらない話題で盛り上がって、あれが好き、あれが嫌い、これ面白いと話して私が甘えると受け入れてくれる。そして、夜は私を女にしてくれる。多分私は、2人なしでは生きていけない。なんて中毒性のある男なの…とても澄んだ綺麗な心の持ち主なのに、触れたら傷を付けられるのにその美しさを求めてしまう。

「好き…快斗、すきっ」
「…俺も」

快斗の唇が私の瞼、頬、鼻先に触れる。澄んだラピスラズリと目が合って胸が締め付けられる。好きが溢れる。彼が与えてくれる快感と溶け合って私を満たす。

「…っ…出るっ」
「いいよ、出して…」

すると、快斗は私を強く抱きしめ快斗のが震えて熱が私の中で解放される。じんわりと熱が広がっていく感覚に甘い痺れで手足が上手く動かない。のけ反る私を快斗が抱き寄せて立ち上がり、湯船からあがる。中のモノが抜けてバスチェアに座らされるが、下半身に上手く力が入らなくてタイルに座り込む。

「お、おい!大丈夫かよ」
「ごめん…足ガクガクして…」
「どうしたんだよ」
「だ、だって…快斗」
「へ?」

すると彼は、私の首元や腕の歯形を見て顔を真っ青にする。どうやら、私が痛がってると思っているらしい。

「わ、わりぃ!つい…痛かったよな…」
「違う…快斗が痕のこしてくれたの嬉しいよ?ビーストモードみたいな感じでちょっと怖かったけど、いつもと違う快斗が見れて良かった」
「………」
「快斗?」

黙り込んだ快斗を見上げて首を傾げる。彼は深い溜息を吐いて私を抱きしめるとごめんと謝った。

「だから私怒ってない…」
「違う…うなじ辺りに新一がつけたキスマークあって、ちょっとだけ嫉妬した。俺もオメーに付けたくなってそれで気が付いたら…ほんと、ごめん…綺麗な肌傷付けちまって」
「快斗可愛い」
「おい…」
「そうだなー、じゃあ私のお願い1つ叶えて!それならいいでしょ?」

人差し指を立ててニッコリと笑う私に快斗は首を傾げた。
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