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魔法の下着屋さん

第2章 溺れる試着室


「んんっ…んぁっ…はぁ、あっ…」
ゆっくりと唇が離される。その間を銀の糸がひき、たらりとサラの胸元に落ちた。
「はぁ…えっろ…初めて会った男にパンツの上から擦られて感じてしもてるん?」
蔑むような言葉にサラは真っ赤になって首を振る。
「ち、違う…!嫌だ離して!」
「嫌?ふーん…それならそれでええけど。ほな何でこんなびっしょびしょにしてるん?」
「っ、あっあっ…」
白石の指が割れ目を強く擦り上げる。為す術もなく喘ぐサラを鼻で笑いながら更に言葉は続けられる。
「あーあ、嫌々言いながらこんな汚して…ほんまに払えるん?5万」
「ご、ごまん!?そ、そんなはずない…それに、これは貴方が勝手に…!」
「蔵ノ介」
「…は?」
「白石蔵ノ介って言うねん、俺。覚えてな?」
サラの言うこと等聞く気がないかのように遮られる。その目は情欲で暗く燃え上がってサラを捕えている。
「冗談やで?5万もとるわけないやん♡俺がサラから♡びっくりした?怖かった?あー…めっちゃ可愛ええな…」
「ひ…な、んで…名前…」
「知らんわけないやん?ずっとずっと待ってたんやから…お金なんかいらんよ。サラの全てでこれから払ってもらうんやから♡」
怖い、この人はおかしい。逃げたいと思うのに、彼の興奮に伴ってあの甘い匂いも濃くなり、サラの体から力が失われる。
ただ次々と溢れ出す涙を白石は舌先で舐めとり、下着の中に手を侵入させる。
「あっ…やだっ…やめてぇっ…んん…かえ、るぅ…ったすけっ…」
必死で身をよじるサラの抵抗は意味をなさず、白石の指は簡単に敏感な突起を捕らえた。溢れ出した愛液を絡め、器用に皮を向くと指先で優しく愛撫する。
「帰る?出来るわけないやん。サラはもうここから出られへんで……一生♡」
その言葉と共に耳元に舌が差し込まれる。
「えっ…あっあ、あ…なんっ…だめっだめぇ…っ」
言われた言葉の意味がわからない。一生出られない?反論したいのに白石の指から与えられるとめどない快感に言葉が繋げない。
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