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魔法の下着屋さん

第2章 溺れる試着室


「や、やめてください!サイズも合ってるしこれ買いますから!早く、出てって!」
身じろぐサラを腕に収めたまま白石は薄く笑う。
「おおきに。せやけど買うんやったらこっちも試着して確認した方がええんちゃう?」
そういうが早いか、スカートごとショーツを引きずりおろされサラの頭は真っ白になった。
「きゃぁぁ!?な、何するんですかっ!やめて、離して!!」
必死で抵抗するのに、力が入らない。サラを抱き竦めた白石からはこの店の匂いを濃くしたような甘い香りがして、何故か頭にもやがかかったようになる。
「ほら、足あげ……よし、よぉ似合ってるで、見てみ?」
無理にセットのショーツをはかされ、後ろから抱きしめるようにして鏡の前に立たされる。
「ひっ、ぅっ…こ、こんなの、おかしい……ひ、人呼びます!離して!」
ありえない状況に泣きながら首を振るサラに白石は至極嬉しそうに声をかける。
「人?呼んでも来るわけないやん♡今日はうちの店休みやで?ほら」
カーテンを開けられ、入口を指される。かけられた札はCLOSE。入口のガラスには刷られた定休日は、確かに今日の曜日で。
「え、そ、そんな…なんで?たしかに……」
入る時に確認したはず。頭が混乱して涙が止まらなかった。
ガクガクと恐怖に震えるサラを白石は嬉しそうに見下ろすと、ぺろりと唇を舐める。
「はっ…めっちゃ可愛ええ…ほんまによぉ似合ってるわこれも……その顔も♡」
長い指がするりと伸びてきて、下着越しにサラの割れ目を擦る。
「あっ、や、何するの…っ…離してっ…んんっ…」
慌てて抵抗しようとするが、その手は簡単に捕えられ、頭上に縫い付けるように押さえつけられる。そのまま白石が唇を重ねてくる。
「んんっ…ふっ……んゃっ…」
唇を舐められ、ぬるりと舌が割りいってくる。固く閉じた歯列をなぞられ、サラの背中が粟立つ。
「んぁっ…んっ……ふぅ…っ」
下着越しに突起をぐりっと擦りあげられ思わず声を上げれば、その隙を逃さず白石の舌がサラの口内に侵入する。逃げ惑う舌を捕え、上顎をくすぐられ、喉奥まで舐めあげられる。
その間も絶えず指はサラの割れ目を往復し、突起を押し上げ、浅く入口をくすぐり続ける。
見開かれたサラの目からは涙がとめどなく溢れ、脚はガクガクと震えていた。
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