第4章 少しの嫌がらせ
次の日
伶斗くんはまだ学校に来てないご様子。
よかった。
今の状況を見られたくないから。
遡ること数分前
私はさっき教室に来た。
数人の女子が笑ってる?
そう思い私はロッカーに荷物を入れようとした。
バシャァ
ロッカーを開けたら、ロッカーから大量の水が盛大な音を響かせながら溢れでてきた。
幸いにも私のロッカーは一番下。
でも、それで良かったと思う。
上だったら他の人のやつも濡れてしまうかもしれないから。
私はさっき笑ってた女子たちに視線を向けた。
女子たちは写真を撮っていた。
睨み返すと、舌打ちしながらこっちに来て、後で屋上に来いと言われた。