第1章 それだけで幸せです 【hpmi/左馬刻】
「、泊まれよ?」
「いや、でも家が近いので…」
歩いて通える範囲に左馬刻さんの家がある。
私がそう言うと左馬刻さんはため息を付いた。
「ダボが!1時過ぎてんだ。1人で帰らせれねぇよ!」
1時過ぎると左馬刻さんはこう仰ります。が、私は断った。
「あ?この俺様がいいっつってんだろ!」
左馬刻さんはイラッとしていらっしゃる。私はこうして半強制的に泊まることになった。。時々いつものことですが。時々。
「、風呂入れ」
「え…。先に左馬刻さんが…」
「やることあるし、先にが入れ」
「分かりました。先に入ります」
私がそう言うと風呂場に向かった。
この家に私の着替えるものが置いてある。
ある程度は私の私物が置いてあるもの、私服にワンピースタイプの部屋着、際どいけど私の下着まで左馬刻さんが用意してあるのだ。
どうしてブラのカップ数が分かったの?とは疑問に思うが、左馬刻さんが選んだものを着ているんだなって考えるとだんだん恥ずかしくなってくる。