第36章 commit a fault(4)
~和也side~
家からホテルに戻った俺達は
和「あっ…ああっ!」
潤「…っ…」
そのままベッドに流れ込み激しく求めあった
和「はぁ…も…昨日もあんなにしたのに…」
潤「毎日でも足りない位だよ俺は」
…俺…身体もつかな…
潤「和、お腹空かないか?何か食べる?」
和「んー…今はいい…ちょっと寝たい…」
潤「じゃあ暫く寝てて良いよ。俺近くにあったコンビニで何か買ってくるから」
和「あ、なら何か飲み物が欲しい」
潤「了解」
そう言って潤は俺に軽く口付けてから部屋を出ていった
…潤と身体を繋げるのは気持ち良いし、俺も好きなんだけどね…
俺もちょっと体力つけなきゃかなー…
そんな事を思いながらウトウトとした時
<コンコン>
…ノック…?
おかしいな…潤鍵もって出たよね…?
行為後で身体がダルく、動く気にならなかった俺は、そのまま寝ようとした
けど…
<コンコン>
またノックが聞こえ、まさか潤が鍵を忘れて出たのかと思い、ベッドから出てドアスコープを覗くと、そこにはホテルの制服を着た人が立っていた
…ホテルの職員?何でここに…
和「…何でしょうか?」
「ルームサービスをお持ちしました」
和「部屋を間違えてませんか?」
「いえ…先程松本様よりご注文頂きました」
潤が?出掛ける時に注文していったのかな…
その言葉に俺は鍵を開けた
和「どうぞ…」
ドアを開け、ホテル職員を中に招き入れる時、その手元を見ると
和「…え?」
光る刃物が見えた