• テキストサイズ

リヴァイがおさななじみな話

第2章 2


『………けい、けん……?』
その時の私は、告白の回数だとか、生ぬるい事を考えていたから、次にハンジが発した言葉に飲んでいたコーヒーを吹き出しそうになった。
………いや、吹き出した。
『つまり!どれだけ相手を気持ちよくさせれるか!だよ!うん、絶対!』
『っ……………………はい?』
『だってさぁ、考えてもみてよ。めちゃくちゃかわいい子がいたとするよ?その子がかわいいはかわいいけど、全然下手くそだったら、どうする?例えば、貧乳とか』
『………は、ハンジさん?』
『やっぱり男はなんだかんだいって、大きな方が良いでしょ?』
『……………お昼にする会話じゃないな……』
『それに上手い方が絶対モテると思うんだけど、ノンはどう思う?』
『………………あのさ、さっきから上手いや下手や言ってるけど、…何の事を言ってるの?』
この時、私がこの質問をしていなかったら、私はまだ、汚れて無かったかもしれない。リヴァイに質問なんてしなかっただろう。
全てはここから始まった。
『え、あぁ、ごめんなさい。分からなかった?フェラのことだよ』
『……………ふぇら…?』
ごめんなさい。意味不明です。何語?
『えっ、ノン知らないの!?フェラチオだよ、フェラチオ!』
…………あの~、すみません。
その単語って、こんな公衆の面前で放って良い言語なんでしょうか。
『………どんなこと、するの?』
私はおずおずとハンジに訪ねる。
ハンジはにんまりとして、
『いいよぉ~教えてあげる☆』
ちょいちょいと手招きをし、私に耳打ちをしてきた。
『男の人の♂を★する事、だよ♪』
………………………。
『☆%@$¥‰€※〒!!??』
私は声にならない悲鳴をあげた。
『えっ本当に知らなかったんだぁ!意外!』
『………それって、絶対しないといけないの?』
『もっちろん!だって、お互い全力出さないのはダメでしょ』
/ 15ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp