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【進撃の巨人】月明かりのあなた【リヴァイ落ち】

第6章 出会いと別れ


ミカエルside

二人の声が重なって、リヴァイ さんは話を続けた。

リヴァイ 「おまえは...俺を月明かりのようだと言ったな」

「はい...。」

リヴァイ 「あれは、どういう意味だ?」

「私は今まで色んなことが起きるたびに運命には逆らえないと痛感してきました。運命も月も一緒。嫌でも、どんなに拒否しても私の後を付いてきて、決して逃れられない。でも、あの夜...。あの月明かりの夜だけはあなたが。あなたという月明かりが私を導いてくれたんです。あなたの瞳を初めて見たときに、そう思ったんです。」


リヴァイさんは少し考えた後、私を前にそうした時のように引き寄せた。そして、見たことのない優しい顔で言った。

リヴァイ 「俺とおまえが出会ったのも運命ってやつだ。お前にとって俺は月明かりなんだろう?なら、どこにいてもまた会える。必ず、俺はまたお前の元に現れる...!!」


「はいっ...‼︎」

私は涙をぐっとこらえて、リヴァイ さんの温もりをただ感じていた。


しかし、
ミカエルとリヴァイ が再び出会うのはそれから5年後のことだった。
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