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星条旗のショアライン

第7章 スティーブ&ソー(MCU/潜入任務)



(7)

改めて俺とキャプテンで隣の部屋に侵入し、無人であることを確かめた。その上でS.H.I.E.L.D.に通信を入れ、広域手配を要請する。ソーという最強の探査の目とS.H.I.E.L.D.がいれば直ぐにターゲットの居場所は突き止められる筈だろう。
『ターゲット捕獲』の任務結果が降りてきた時に知った事だが、恐ろしさが未知数だった『護衛』は頭脳戦に長けた人物で、今回の取引場所をニューヨークと偽って戦力を分散させたり自身の戦闘性を過大に流布する事でパワータイプのヒーローを引き付け、ターゲットに近付かないように『護る』というトリッキーな技を得意とする護衛専門の傭兵だったらしい。
(……)
俺達はまんまとその作戦に引っかかってしまったわけだ。あんなふざけた女の喘ぎ声で。この場に頭脳明晰なトニーや、冷静な判断ができるブルースが居たならこんな結果にはならなかったに違いない。適材適所……まさにそれを痛感した任務だった。



終わり?
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