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星条旗のショアライン

第24章 SSS キャラ×男主(―/30日更新)



★CNカート・ヴォーン(中編留学主/R15)

「んっ……!」
「は、ははっ、は……今日も俺の手で見事に剥かれたなァ」
「うう……」
罰ゲームの脱衣はいつになっても慣れない。躊躇うと直ぐにカートが大きな身体を広げて飛びかかってきて丁寧に一枚ずつ脱がせてくる。無理やり剥ぎ取られる方がまだマシだ。こんな風に床やベッドへ押し倒されて僕の表情を余さず見つめ拾いながら上着、シャツ、インナー、ボトムと優しく脱がせて下着姿になったところを舐めるように見下ろされると恥ずかしくて恥ずかしくて居られない。肩を抱いて視線から逃れるように腰をひねると、カートは喉の奥を鳴らしながら尻をぺちんと引っぱたいてくる。
「ひゃっ! ちょ、ちょっとっ!」
「いつかパンツも脱がせてやるよ、俺の手でな」
「……や、やだなぁ。なんか変態くさい台詞」
「他の奴に触らせたら承知しないからな」
「カート以外こんなことしないだろ!」

★CAキャプテン・アメリカ

「ん、んぅ」
「……っは、レイン……ん、ん」
ロジャースさんのキスは相当ねちっこい。立ってすると体格差のせいで上手くいかないから大概の場合は座る彼の膝に俺が乗ってキスをするか、俺が押し倒されている状態で覆い被さる彼にキスをされるかのどっちかだ。そうやって体格差の溝を埋めて肉体がリラックスすると煩わしい問題が解消されてより一層キスに夢中になるみたいで、俺が苦しくて顔を背けてもまた顎を掴んで貪ってきたり、舌が疲れて絡ませる事を止めても延々と口内を舐め回してくる。気持ち良くないわけじゃないし、求められる度にお腹の奥がきゅうっと疼いて興奮するけど、あまりにもねちっこい。
「ろじゃーすさん、あの、そろそろいかないと」
「まだ大丈夫だろ。バイクで送るから心配するな」
「えっと、あの、ようじがあるので」
「……僕と愛を育む以上に大切な用事なんてないだろう」
「あっ、ろじゃーす、さん」
そして執着心が強い。それとなくキスを終わらせる為に用事があるなんて嘘をつくけれど、その度にムッとされてまた唇を吸われる。本当に用事があっても離してくれないのだから困るんだ。痺れる舌でなんとか紡いだ抵抗の言葉もロジャースさんの舌が絡め取って行った。

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