• テキストサイズ

さぁ、お勉強のお時間です

第4章 おやすみのお時間です


「は、ぁ?」

何。
そーいえばさっきもそんなこと。


「自惚れちゃってるところ悪いけど」
「はい」
「あたし、ハイセのことは好きでもなんでもないわ。あなたはあたしの執事でしょう?執事以外の感情を持ったことはないの、ごめんなさい」
「いいえ、自覚なさっていないだけです」

「…………」


なんの自信よ、それ。
どっから沸いてくるの?




「自覚もなにも!金輪際、あんなことしたらパパに連絡するからっ」
「先ほどの行為は、犯罪なのでしょう?すぐにご連絡差し上げてもよろしいですよ」
「ハイセっ」
「はい」
「あんた、あんなことばっかやってたら捕まるよっ?」
「女性を襲ったのは、初めてです」
「え」
「襲われたことならば、何度か経験がありますが」
「は?」
「僕が襲われた時は、あんなもんじゃなかったですが」
「は?」
「ご希望ならもっと酷く致しましょうか?」

「ハイセ」

「ええ」

「………なんか、怒ってる?」

「いいえ、怒ってなどいません」
/ 140ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp