第4章 おやすみのお時間です

「ハイセ、待って、それ……やっ」


ワンピースの中、大腿を撫でていたハイセの手は、いつの間にか下着の中へと伸びてきて。
すでに湿り気を帯びているそこを、執拗に上下に擦る。
その刺激だけでもう、呼吸が出来ない。


「待って、や……っ、ほんと、無理……っ」



だめ。
ほんともう、頭がぽーっとする。
まるで湯気でも出たように、目の前にモヤがかかる。


「や、だって、ば………っ」


下着の中で暴れまくるハイセの腕を引きなそうとしても、全然力の入らない腕じゃ何の抵抗にもならなくて。

「でしたら、慣れてください」
「は？……っ、や、ぁ……ああっ」



突然大きく開かされた両足に、羞恥心を感じる間もなく。
ハイセは濡れて大きく熟してるそこに、口付けた。


「やめ……っ、ん、ああっ、や、だぁ……っ」


両腕で顔を隠すように覆うけど。
暗闇の中与えられた刺激は、逆効果で。
よりいっそう身体は敏感に反応する。


「………少し、耐えて下さい」

「は？……え」


あたしが疑問を感じるより早く。

っぷ、て。


入り込んでくる異物に、息を飲んだ。