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さぁ、お勉強のお時間です
第2章 ダンスのお時間です
ハイセ、いったい何者なの?
「………とてもお上手でございます、お嬢様」
「この、大嘘つき」
1曲踊り終われば。
肩で呼吸を乱しているあたしとは反対に、ハイセは相変わらずの涼しい顔。
「嘘?」
「踊れない、って」
「お嬢様とは、踊れないと申し上げただけで、出来ないとは申しておりませんので」
「は?」
「つきましてはお嬢様」
「………なによ」
「自己責任で、と申し上げたはずですが」
「ハイセ、近い」
「お勉強の、お時間と致しましょうか」
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