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銀魂×鬼滅の刃

第3章 鬼を滅するために




湊兄に恥じないように....生きていく....恥じない人生を....歩む


『死んだ湊兄のぶんまで....生きる』


そんなこと私にできるの?

いや、出来る出来ないじゃない....やるんだ!!

湊兄が私を守ろうとしたことが間違いだったなんて誰にも言わせない!

無駄だったなんて誰にも言わせない!

恥じない生き方をするんだ....生きて!!生きて!!生きて!!

死ぬときが来た時に後悔がないように精一杯生きたって言えるように!

だから今は泣くんだ....



〜勇輝side〜

たくさん泣いて泣き疲れたのか眠った女の子....5歳ぐらいだろうか....

たくさん泣いたせいで目が真っ赤になっている


『辛いよな....兄貴を殺されて....』


気持ちは痛いほどわかる....でも、いつまでも進まないわけにはいかないんだ....

泣いている中で女の子の目が変わった....この子は大丈夫だ....この子は強い


『今はゆっくり休んでくれ』


女の子の頭をそっと撫でて部屋を後にした


〜勇輝side終了〜


体が動いたのを感じて目をうっすらと開けた


「おはよう、起こしたか?」


『大丈夫です』


昨日の男の人が私の包帯を変えていた

そういえば、昨日ひどいことを言ってしまった


『あの、昨日は酷いことを言ってすみませんでした』


謝れば笑顔で笑った.....太陽みたいな人だな....


「気にしてねえよ、それよりお嬢ちゃんの名前はなんて言うんだ?、俺の名前は月影勇輝だ....」


月影 勇輝さん....


『ヨツバ....沖田ヨツバ....』


「ヨツバか....いい名前だな....」


『私はこの名前好きじゃないんです』


「どうしてだ?」


『.....血の繋がった家族にいつも存在を否定されて愛してなんてもらえなかったから....毎日毎日悲しくて辛くて仕方がなかった....』


兄上に言われた言葉が頭の中を駆け巡った


『私の支えは湊兄だったんです....血の繋がりなんてないのに私を妹だっていつも可愛がってくれました....俺の宝物だって....でも、その兄はもういません....』


湊兄....もう一度頭を撫でて欲しいよ....


勇輝「そうか.......」

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