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三蔵一行の女騎士《最遊記》

第2章 出会い


「ーー…!」

「これはまた…」

「…やべえ、今までの女とは違う…」

「ひゃ〜…綺麗な人…」

上から三蔵、八戒、悟浄、悟空。林から抜けると目の前にいる彼女の姿を見て思わず息を呑む。

「…私たちに何かご用ですか?」

葵を抱きしめ、目の前にいる三蔵たちに警戒する。一言言うと桃源郷一の美女と思えるのだろう。背中辺りまで桜色の綺麗な髪にあちこち金色の髪もある。爽やかな空色の瞳を持つ、美形の類を入っている。服装はエプロン姿に淡い茶色のワンピースを着ている。
彼女を見惚れてしまい、固まってしまう彼らを見てはハテナマークを浮かべる。葵は三蔵たちを見て何か分かってたのか腕の中から降りて小さく怒る。

「当然だもん!ボクのは綺麗だからな!」

「あっ、こら!葵!」

「「「「…ハッ」」」」

二人の声に正気を取り戻した三蔵たち。三蔵は小さく咳払いしてからに問いかける。

三蔵「…お前が『』だな?」

「…そうですが、そういう貴方たちは?アイツらとは違うようですね?」

三蔵「俺たちは玄奘三蔵一行だ。アイツらにいうには牛魔王の手先だな?」

「…そうですね。葵、よかったねアイツらじゃなくて」

「うん、そうだったらまた旅に出ている所だったよ」

「「「「……」」」」

そう会話する二人を見てこれまでの旅は牛魔王の手先から逃げ切れる程大変な旅だろうと思う三蔵たち。

「そうだ、もう遅いから泊まって下さいな。ちょうど夕飯の支度ができている所なので良かったらどうぞ」

悟空「え、ご飯⁉︎いいの⁉︎」

「ふふ、『初めて』のお客さんだからね、葵」

「うん!今日は楽しくなりそう!」

悟空「わーーい!ありがとう〜〜‼︎」

夕飯を食べるのが嬉しそうにする悟空だが、三人だけと葵をじっと見つめる。

八戒「…やはり僕の思ったより、大変な人生のようですね」

悟浄「…嬉しそうにしてるが、本当は辛いんだろうな…」

三蔵「……」

先に家の中へ入っていく悟空と葵を見ては後ろにいる三人を声をかける。

「…皆さんも積もる話があると思いますが、今は夕飯食べてゆっくりして下さいね」


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