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絶望の果てにあるもの

第2章 新たな試練




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―五番隊隊主室。ある奥の部屋。

「雛森桃は殺してから行く。今後…役に立たない者は始末する。」

藍染はこれからの事についてこう言い放つ。

『っ…!?(息が出来へん…苦しい…吐気がする…苦しい…)』
レンの息は上がっていき、苦しそうにしている

「レン!?どないしたん!?具合悪いんか?」

ギンがレンに駆け寄り背中を擦りながら優しく言う。

『むね…く…る…しぃ…(苦しい…息が…苦しい…)ハァ…ハァ…(もうダメや…)』

「「「レン!!」」」

突然…レンは気を失い、その場にいた藍染、ギン、東仙が思わず叫んだ。

「レンを四番隊に連れて行きます!!」

ギンはレンを抱えて…
四番隊に向かった。








―四番隊隊舎

「市丸隊長?そんなに慌ててどうなさ…市丸副隊長!?すぐに市丸副隊長を救護詰め所へ…運ぶのを手伝って下さい!!」

その場にいた隊員が息を切らして入ってきたギンに抱えられているレンを見て近くの隊員に言った。









「容態は?」
「安定しています。その前にどこも以上は見つかりません。」

上の会話は四番隊隊長。卯ノ花烈と四番隊隊員によるもの。

「市丸隊長。何故このような状態に?」

卯ノ花が近くにいたギンに言った。

「分かりません。突然…胸が苦しいって言うて倒れたんや…」

「暫く様子を見てみましょう。市丸隊長。安心して下さい。必ず原因を突き止めます。」

「お願いします。」

レンはその後…
特別救護室に移された。





季南…
ボクはどないしたらええ?
レンがこうなった理由は分かっとる。
多分…ストレスや。
レンが小さい頃…同じようになったことがあるんや…
あの人にバレたら…
レンは殺されてしまうかもしれへん…

ボクは…どないしたらええの?
ホンマにわからへん…
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