第2章 ~伊達政宗~ end.
「ねぇ……」
「ん?なんだ?」
そう言って優しく頬を撫でてくれる政宗。
うん、やっぱり私は政宗が好き!
だからきちんと伝えるんだ!
「私の時代はね、こんな風にしないんだ……」
「へぇ。男女の目合いにも違いがあるのか!?」
うん、うん。政宗は好奇心旺盛だから、きっと乗ってくると思った。
「大きな違いはないよ。だって子供を作ることが最終的な目的なのは一緒だし
ただね、もっと……時間をかけて楽しむの……
男も……女も……」
私のその言葉だけで、政宗のモノがまた固くなり始める。
私のお腹に当たるソレは……うん。なかなかに立派だ。
だからこそ、あまり濡れない時に挿れられると、かなり痛い。
「へぇ……じゃあ、もっと教えてくれよ」
「いいよ、まずは口を吸うところからね」
「ええっ!そこからなのかっ!?」
「そうだよ~私、政宗と一緒にもっと気持ちよくなりたいな」
「お前、そんな積極的な女だったのか?」
しまった!思わず自分の快楽の為に、積極的に行きすぎたか!?少し焦った。
「嫌いになった?」
思わずそう呟くと、政宗は
「俺はそんな小さな男じゃねーよ。俺が好きだって言ったら、丸ごと全部、お前を好いてるんだ」
………………
「お、おい!なんで泣くんだよっ!」
「へ?えっ……あ……ほんとだ……」
自然と涙が……ポロリと溢れていた。
「なんだよ、泣くほどさっきの目合いが、嫌だったのか?」
「違うよっ!!!」
「本当か?」
「うん。私、素敵な人を選んだなぁ~と思って」
「なんだ、嬉しくて泣いたのか?」
「ふふ、自然と出たみたい」
それも本当。やっぱり政宗が好き。
「そうか……なら、良かった……」
「ん……」
政宗が私の口に吸い付いてきた。
ふふ……ゆっくりって言ったからか、本当にゆっくりじっくり……
舌まで使って……
ん、んんんン……
これ……上達、早すぎじゃない?
このキス……けっこう……腰にクる……