第58章 キミの声が聞きたくて8

　◇◇探偵事務所

　翌週の土曜日

　色々協力してくれた、相葉さんに呼ばれ、探偵事務所へ

　休日らしいんだけど、俺達の為にありがたいよね

　俺と、潤くん、大野智さん

　雅紀「昨日、松本さんには伝えたんですけど、今日皆さんに集まってもらったのは、皆同じ方を救いたい。その思いで、そして私もその方の人生を取り戻すために…… 結論から言って 折戸孝は警察に逮捕されると思います」

「いらっしゃいませ……」

　和也「相変わらず、覇気の無い……」

「オイ!　何なんだよ!　人の話無視しやがって!　お前の方からガキの習い事のお金が稼ぎたいからって…… 親切で置いてやってんだよ。冗談じゃねえいくら折戸の……」

　潤「おい アンタ、今は営業中なんだろう？　俺達は客として来たんだよ!　それなのに…… ありえね態度とってんじゃねーよ!」

　和也「櫻井さん、好きでこの店を選んだんじゃない、折戸孝の息のかかった店しか選べなかった。そうでしょ？」

　智「櫻井さん、もう何も心配いらない。こんな店こっちから願い下げして、少しオイラ達と話ししませんか？」

　翔「潤さん？」

　潤「翔くん、今までゴメン。何も知らずにどんなにキミが苦しく辛い思いしてきたか……」