蝶よ花よ〈甘い蜜に誘われて〉(気象系.信号トリオ.BL )
第134章 夢でしか逢えない 5
その頃の和也&智
和也「智くん、昨日ホームセンターの園芸コーナーに居たのって…… 櫻井くんだよね?」
智「あぁ、何でか制服がブレザーだったけど…… 間違い無いね」
あの、歯科検診の日から、1ヶ月半、当然だけど、櫻井くんに会う機会は無くなって……
和也『確かに殺風景ですよね? お客様の言う通り。ちょっと、観葉植物デモ見に行きますかね?』
智『だな…… 行くか……』
ハッキリ言って植物とか全然…… 俺も智
くんも詳しくないんだよ?
ハッキリ言ってメンドクサイな…… 位の感覚だったよね? オイラもカズも
けどさ、クリニックの事を考えてですね? 無理して外に出た訳ですよ…… 俺と智くん
けどさ、クリニックの事を考えてさ? 無理して外に出た訳なんだよ…… オイラとカズ
そこで見掛けたのが、連れの少年と二人で、ホームセンターの園芸コーナーに居た櫻井くん
初めは、さっきも言った通り、制服が違ったし、見間違いかな? って
……でもさ
和也.智(見間違いようがないよね…… 綺麗な少年……)
残念ながら、道路の向かい側に居てさ…… 急いでホームセンター行ったんだけど、その時には もう……
(マタすれ違っちゃった……)
ちょっと落ち込み気味だったんだけど、ふいになった私用の電話……