蝶よ花よ〈甘い蜜に誘われて〉(気象系.信号トリオ.BL )
第134章 夢でしか逢えない 5
それにしても…… たった今、その松本の方も
潤『相葉センセ、昨日翔の奴、呼び出されたんだけど、俺気付くの遅くて…… 駆けつけた時にはもう。『大丈夫! いつもの嫌がらせだから』って…… 俺それ真に受けちゃったんだけどさ。夕食の買い物に行った時に、マスクしてんの気になってちょっと強引に確かめたら…… 俺、自分が何言われても全然構わねぇよ! けど翔の事は…… 嫌がらせする奴は許せねんだよ!』
そう…… 相談に来たわけなんですが……
潤『ちょっと、休ませて……』
良いとも返事はしてないんですけどね? 勝手にベットに横になって休み出した松本……
そんな松本の、寝顔見ながら、俺
(綺麗な顔してんなぁ)
ナンテ…… 思ってちゃったんだよね……
で、話声で起きたのか、カーテンを開けると
潤「お前の方から来てくれて助かったよ。それは、ほっとく訳にはいかないだろう? 翔? 相葉センセに相談したら『悪い様にはしないから』って……」
居ると思わなかったんだろうね…… すごく驚いた表情で、ヤバイって天を仰いだ櫻井……
雅紀「互いに互い思ってか…… 二人とも、もっと自分の方も大事にしなさい! それに、見過ごす事出来ないからね? 櫻井。俺の知り合いにさ…… これから、皆でそこ行こうか?」