蝶よ花よ〈甘い蜜に誘われて〉(気象系.信号トリオ.BL )
第122章 色香を隠していても… 13
二人の思いが切なかった…… 翔ちゃんを、二人は本当に好きなんだもんね……
涙が止まらなかった……
その内翔くん、強い酒ばっか注文して…… 30分も経たない内に机に突っ伏して
翔ちゃん号泣してんの
泣くだけ泣きなよ…… 見守る事しか出来ない俺達を許して…… 翔ちゃん
その内に、寝ちゃった翔ちゃん
サトくんと、顔を見合わせて
オイラカズと、顔見合わせて
和也「翔ちゃんに、家に来て貰おう? 傍に付いててあげたいの」
智「そうだな。オイラも行く。翔ちゃんの傍にいてあげたい」
翔ちゃん一人で、家に帰すなんて出来なくて
翔ちゃんの家も知らないし
サトくんと、翔ちゃんと三人で、俺のマンションに向かったんだ
雅紀「ジュンにぃ、俺達も話合う事あるよね? いいかな?」
潤「分かった……」
俺は昔、翔くんに言われた事を思い出してた。後悔したくないから、俺マサキと話し合うよ……