蝶よ花よ〈甘い蜜に誘われて〉(気象系.信号トリオ.BL )
第102章 花(華)の屋敷 真実編2
ショウ「ンっ……」
カズ「ショウ様。あの日の事をあまり覚えて無いのですね? 実は男は、お母上では無く貴方様を…… お母上様は貴方を守ろうと刃物を手にした」
ショウ「やっ、耳元で話すのはっ」
カズ「……しかし、男に奪われ、反対にお母上に刃物を向けた。ショウ様はお母上を助けようと男と揉み合いの末、不幸にも…… 正当防衛と奉行所も沙汰を……」
サトシ「あの頃、この花屋敷を別の物に。保護の役割の場所に。と嘆願していてたのだ。本決まりになるまで迂闊な事は言えぬと……」
ショウ「頼むからっ…… 耳元でっ、やだぁ」
サトシ「自分の方に罪があると思い込んでいたショウ。私も父ももっとショウに繰り返し伝えなければならなかっのに…… すまなかった」
ショウ様のあまりのいじらしさに、熱く身体が高ぶって。ショウを早く愛したいと……
熱く高ぶる身体。ショウを早く愛したいと。ショウのあまりのいじらしさに……
愚かな私達なのに
ショウ「私は…… 母上を守る事が出来たのだな。母上も私を守る為花屋敷に私を…… 耕太さんがいらっしゃるから…… 守ってくれる所だと。だからここに……」
ふわりと微笑んだショウ
ふわりと微笑んだショウ様
唇に接吻を落とすと……
ショウ「優しく…… 抱いてくれ……」
と……