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〘上杉謙信R18〙色褪せぬ愛を紡ごう

第3章 ✼翁草✼



一度結を絶望の淵に落としてしまった事の後悔が消える事はないけれど、神社で結と話してからは、心がスッキリしていた。


「お…っと。すいません」


物思いにふけりながら大学の図書館を歩いていた俺の方に鈍い痛みが走る。


「すみません……!」


ぶつかった女性の手から落ちた本を拾った時、この男の人生もまた、誰かの幸せではなく、自分の幸せのために動き出す。


一度は絡まってしまい。バラバラになった三つの糸。
そのうちの一本はまた、他の糸と重なり始めた……。


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