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【銀魂】強くて臆病な貴方と《桂小太郎》

第13章 仕事探し




『従業員募集………』

桂が指差す先には求人の貼り紙。

新「銀さん、ここの喫茶店、常連ですよね!」
銀「常連じゃねえ、まあパフェは美味い」
神「入ってみるアルネ!」


店員「いらっしゃいませ」

店に入ると、優しそうな店員が出迎えた。

新「あ、えっと」
『私、ここで働きたい!』

全員「えっ」

『ここで働かせてください!!!』



なんとなく直感で。というか、ここで決めないとずっと決まらない気がして。








新「良かったですね!ももさん!早速雇ってもらえることになって」
『はい!!!』


簡単な面接をすると、すぐに採用になってしまった。

神「良かったアル!ももならすぐ受かると思ったアル!」
『ありがとう神楽ちゃん』

銀「まぁ、良かったんじゃねーの。俺はキャバクラで働いてくれた方が良かったんだけど…グギャ!!!!!」
銀時は神楽から強烈なキックをくらっていた。


『皆さん、ありがとうございます。ここで頑張って働くので、来てくださいね!』

新「もちろんです!顔出しに来ますよ。出会ったのも何かの縁ですからね!」
神「そうアル!何か困ったことがあったらいつでも相談にのるネ!」

銀「じゃあな、もも。とヅラ」
桂「ヅラじゃない、桂だ」


『桂さん、いたんですね』
桂「失礼な、ずっといた。あいつらがうるさいだけだ」
『ふふ、桂さん、ありがとうございます。桂さんが貼り紙を見つけてくれたお陰です」
桂「いや…まあ」

照れた様子の桂は、頭を掻いている。


『すっかり脱線してしまいましたが、着物を買うんでした…』
「そうだ」
『でも私、お金が………
「出世払いで良い」
『え?』
「働くにも、その着物だけでは困るだろう。給料が出たら返してくれたら良い」

『ありがとうございます!!!』

ももはお言葉に甘えて、着物を買ってもらうことにした。

着物を選び、その場で着替えた。
お金を払い、店の外で待っていた桂に声を掛ける。
『桂さん、…どうですか?』

「…………似合ってる」


(………!嬉しい………)

桂のストレートな感想にドキドキしてしまう。


(桂さんってよく見ると美形だし、スタイルも良いし。時々見惚れちゃうんだよね)


(ただ、そのサングラスはちょっと変だけど…)




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