第2章 出会い
男主side
授業が少し経ってからのこと。
花恋「……」
『?』
急に花恋ちゃんから折りたたまれた手紙がまわってきた
不思議に思い紙を開くと……
『ぇっ?』
内容は……
蓮くん、あまり快斗に近ずかないでね、快斗はバイだから男も恋愛対象なの、男のタイプが蓮くんピッタリだから、あまり近ずかないでね。花恋。」
と、驚きのことが書いてあった
そしてもっと驚いたのが……
僕の事がタイプ……
実は僕もバイで、男のタイプが快斗まんまだった
だから正直驚きながらも嬉しかった
それにしても花恋ちゃんが少し怖くなった
その手紙に返事はせず、筆箱に手紙をしまう。
驚きであまり授業に集中出来なかった。
先生に「大丈夫か?」と何度か聞かれることもあった
チラッと快斗くんを見ると目が合い、ニコッと笑ってくれた
僕も頑張ってニコッと笑った
僕はこのときめちゃくちゃ幸せだった。