第5章 助けて、怖い(作り話)
快斗side
快斗「ごめん……」
『……と、……ない……』
快斗「え?」
『快斗は……悪くないっ……』
泣きながら俺をかばう蓮。
でも、本当は俺が悪いのかもしれない。
蓮がここに呼び出される前から、蓮はアイツらにストーカー的な事をされていたから……
そばにいてって直接言われたのに俺は、蓮のそばに居てやれなかった。
こんなの俺が悪い……
『快斗……僕の行動は当たってたと思う……だってね……』
蓮が泣きながら話す。
『快斗が、他の人と遊びで媚薬飲んだ時に学校で我慢できなくなって僕と……ヤったじゃん?その時の写真に撮られてしまって……僕が女とヤったら写真捨てるって言われて……』
快斗「蓮……なんで……俺、まだその写真ばらまかれた方がマシだよ……蓮……ゴメンな。ごめん。」
俺だったら耐えられないだろう……なのに蓮は女とヤった。
罪悪感が凄い。
『後ね……僕と快斗を別れさせるっていうのもあったから……』
快斗「蓮……」ちゅっ
『んっ……?』
快斗「ごめんな……俺、何があっても蓮の味方だし、たとえ、蓮が悪くても俺は蓮の味方だからな」
『っ……僕も!』
ぎゅっと俺は蓮を抱きしめる
苦しそうに蓮が『ぅっ』って言ってたけど、そんなの無視して今は抱きしめる
快斗「絶対離さないからな。」