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愛して。

第4章 気持ち悪い


『隠れなきゃ……』



なんか、見つかったらやばい気がして小さな庭の木が生えているところに隠れた





母「いくら払ってくれるの?」

男「そうだなー、結構美人だし高く払ってやっていいぞ?」

母「本当に?嬉しい♡」





お母さんとは思えない声と仕草だった



いつもは、大人しそうな声をしていてあんなにベタベタする仕草はしない。

なのに今は、作った感じの甘える声に男の二の腕に胸を押し付けていた



ありえない……




僕の存在には気づかず、家の中に入っていった




僕はなんか気持ち悪くなり、学校に行く気をなくした。

だから、一日くらい大丈夫だろうと思い休む事にした


『電話しなきゃ……』



でも、生徒が電話しても先生は認めてくれないだろう

それでも、かけてみる




『……欠席届けなんですけど……』

先生「?ゴメンなさい、その声って生徒ですか?」

『っ……はい、』

先生「いやぁ、生徒からの欠席届けは無理なんだよ、親に頼んでもらいなさい」

『あの、僕お母さんしかいなくて、朝早くからいなくて……だから僕がかけてます。』

先生「……ちょっと確かめるが、その声は3年の転校生か?」

『はい、佐藤 蓮です。担任ですよね?』

先生「あぁ、じゃあ、今回だけだぞ。誰にも言うなよ、体調不良でいいか?」

『はい、ゴメンなさい。お願いします、』



そう言って切った



良かった……。




でも、家に戻ったらお母さんと知らない男がいる。

気づかれたらどうしよう。


でも、家以外に行くところがないため静かに家に入る





絶対に音を立てずに自分の部屋まで行く。






途中にお母さんの部屋があり、少し会話が聞こえた
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