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二人のビー玉【文スト】[更新停止中]

第5章 荒神は今


先代は消え、蘭堂は息を引き取った。

そして全てが終わった。

私はそのまま残っていた、先代の鎌を持って帰ろうと思い肩に担いだ。

「てか、何でユウリがいるの?」

治がこっちを向き聞いてきた。

「えっ、ずっといたし見ていたよ。」

「気が付かなかった…。」

「まぁ、その事は後で話すから帰ろ。」

~ある崖の下~
私と治は部下を従えて待っていた。
突如、崖の半分が崩れた。其処には傷をおった中也が居た。

「やぁ、中也。何か大変そうだね。」

「何故ここにいる?くそ太宰と夏目。手前らも俺を殺しに来たのか?」

「森さんから伝言。改めて君をポートマフィアに勧誘してくれと頼まれたんだよね。」

「俺を助けて恩を売るきか。」

「伝言はついで。僕達は殲滅しに来ただけだ。森さんは人使いが荒いね。ポートマフィアに加入したとたん、ユウリと一緒に指揮を任された。」

話が終わり治は殲滅しに行った。

私は傷ついた中也に近づいた。
「中也、傷見せて。応急処置するから。」

中也はされるがままだった。

「これで良し。中也立てる?」

中也は苦しそうな顔をして
「いや、無理そうだ。肩、貸してくれ。」

私は中也に肩を差し出して立たせた。
「異能力『夢十夜 汚れちまった悲しみに』」

「?!何で俺の…」
中也は驚いて聞いてきた。

「私の異能力『夢十夜』は相手の異能力をコピーし使用する事が出来るの。」
話している間にポートマフィア本部に着いた。そして、そのまま医務室に向かった。

「中也、治療が終わったらそのまま首領室にいって。森さんから話があるから。其処にいる私の部下が案内してくれるから。」

「わかった」

私は医務室を出て治の所へ向かった。

~数日後~
森さんと治と夢野久作ことQちゃんと一緒に歩いていると前から姐さんと中也が歩いてきた。

それを見つけた治は中也に近より言い合いが始まった。

Qちゃんと一緒に治と中也に近よりその様子を見ていた。頭に?を浮かべて二人を見ているQちゃんを私は撫でて、笑った。
「これから更に賑やかになるね。」
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