第14章 告白はおはようの後で【上鳴電気】
「卒業の時、チキって告白しないことを選んだ。お前との関係が壊れるのが怖くて。告白しなければこのまま、、楽しいままやっていけると思ってたから
でも…卒業式のあとすぐに連絡取れなくなってすげぇ後悔した」
熱の籠った電気の声、思いと一緒に私の手を握る電気の手も力が入る
「だから!もう後悔したくねぇ、、から言わせてくれ
俺と付き合って欲しい。
幸せにするとかは言えねぇ、けど、誰よりも杉谷が好きだ!」
「…わ、わたしも電気が好きだった。ずっと好きだった。これ夢じゃないよね?酔ってるし、後でうそでした!とかそんなこと言ったっけ?とか言わないよね?」
「言わねぇ!そんなこと絶対に、でもそうだよな。明日また言いに来るから
今日はもう帰ろうぜ」
差し出された電気の手を取ってさっきよりは確かな足取りで自分の家へと送ってもらった
「じゃあな!明日、仕事終わったら連絡するから」
「ありがとう電気」
「ん」
「電気」
「な〜……」
チュッと小さな音を立てて杉谷の唇が離れていく
背伸びをしてたのかトンっと踵がフローリングにつく音だけが廊下に響く
「杉谷、、?」
「…ダメだった?」
「〜〜ダメじゃねぇけど、!理性が!!!」
「フハッ正直だね、明日朝早いの?」
「いや、昼からだけど。。」
「告白、、朝起きてからでもいいんだけど」
「〜〜〜〜〜あー!!絶てぇ手は出さねぇから!!」
電気は頭をガシガシと掻くと玄関の鍵を閉めて中に入った
「ん〜」
(まぶし…10時30分かめっちゃ寝たな)
「おはよ」
リビングに行くとエプロン姿の電気に迎えられる
「…おはよう電気が私より早起きなんて」
「いや、寝すぎだから!まぁでも昨日結構呑んでたしな」
「ほんと、呑みすぎた」
「勝手にキッチン借りたぞ。つっても味噌汁だけだけど」
そう言うと鍋から茶碗に味噌汁を移してテーブルに置いた
「それだけでも有難いですよ」
1口飲み込んで茶碗をテーブルに置く
「結婚しようか電気」
「ブッゴホッゴホッ は?」
「告白、自分からしてもいいかなって。嫌?」
「嫌なわけないけど!」
「ん、じゃあそう言うことで」
END✩.*˚