第13章 瞳に映る【レオナ】
「なっ、、何言ってるんですか!」
ビックリして立ち上がると逃がさないと言わんばかりにレオナさんに手首を捕まれ心拍数が伝わるんじゃないかと思うと更に脈が早くなる
「もう離さねぇよ」
「だ、ダメですよ」
「あ?」
耳をピクリと動かすと不機嫌な声を漏らすレオナさんの顔が見れずつい俯いてしまう
「レオナさんには私みたいな人は似合わないですよ…美人じゃないし頭も良くないし貧乳だし」
「お前」
「それに 、、、魔法使えない異世界人ですし」
自分で言っていて悲しくなってきて最後の方は掻き消えそうな声になってしまった
「はぁ〜たく」
腕が引っ張られたと思ったらレオナさんの上に跨るように促され近距離でレオナさんの瞳に見つめられる
「レオナさん?」
「どうでもいいんだよ、顔だろうが胸だろうが異世界人だろうが。
俺はお前だから好きになったんだ千鶴だから執着してんだ」
頬に手を添えて優しく指先で撫でながら優しい表情で声色で気持ちを伝えてくれるレオナさんに涙が出そうになる
「…わたしもレオナさんが、好きです」
「ククッ」
触れるだけのキスを何度もしてレオナさんの腕の中で眠りについた
「で、なんで3人でモストロラウンジなんスか」
「レオナさんが私のお願い聞いてくれるって言うので、、」
「あまちゃんスね〜」
レオナさんに耳を引っ張られて痛がるラギー先輩に相変わらずだなと思いながらお店に入ると聞きなれた声が私達を迎えてくれる
「いらっしゃいませ〜小エビちゃん久しぶり〜!」
「お久しぶりです!!」
「元気そうで何よりです」
「ジェイド先輩!」
「席にご案内致します」
今回はレオナさんのご好意でモストロラウンジ2号店を貸切、少人数での同窓会を開く事になったのだ
「どうやら上手くいったようですね」
「ああ、お陰様でな」
テーブルに案内された杉谷は3週間ぶりの元同僚との会話に花を咲かせている
「まあこちらとしても貴方と正式な繋がりがもててラッキーでしたから」
「相変わらずいい性格してやがる」
「レオナさーん!!」
彼女の声にアズールと目を合わせる
「行きますか」
「ああ」
END✩.*˚