第1章 気持ちを込めて【丸井ブン太】
無事1週間の訓練を受け終え、今日は2/14!バレンタインデーです
「まぁ上出来なんじゃん?」
「やったー!!」
「1週間よく頑張りました」
パチパチと拍手をしてくれる大ちゃんに感謝しつつ目の前のケーキを袋に入れ慎重に持つ
「本当にありがとね、頑張ってくるから!」
「はいはい」
「あ、これお礼。チョコと生クリーム余ったから作ってみたの」
「ん、サンキュ」
私は作った生チョコを大ちゃんに渡して先に学校に向かった
朝玄関で会ったブン太先輩を放課後部室に呼び出して1日の授業を受けた
(もう放課後、先輩喜んでくれるかな)
ドキドキした気持ちで誰もいない部室でブン太先輩を待った
「遅くなったろい、ごめんな」
「いえ、大丈夫です!」
ブン太先輩の左手には袋に入った沢山のお菓子が見えた
(お菓子沢山貰ったんだ。しかも上手そうなのばかり)
「あの、お菓子沢山貰ったんですね」
「ん?あぁ俺が甘いの好きだからってあまりもんくれたんだよ」
「そう、なんですか」
(どうしよう。私のなんて...)
「で、用事ってなんだろい?」
「えっと、、これブン太先輩のために作りました!受け取ってください」
渡そうと袋を持っていた手は震えているし今にも泣き出しそうな喉が詰まるような感覚に襲われる。
「え?俺のために?」
「はい、ブン太先輩の事が好きです。初めて見た時から好きでした」
少しの沈黙の後ブン太先輩は袋を受け取ると頭を撫でてくれた
「俺も好きだろい。千鶴が幼馴染みと帰るの死ぬほど嫉妬してた、勇気出して言ってくれてありがとな」
ブン太先輩はニコッとあの時と同じ笑顔を見せてくれた
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