第11章 かっこよく思われたくて【上鳴電気】
チラッと私の表情を確かめようとする上鳴と目が合って同じタイミングで逸らしてしまった
「…嫌味な言い方してごめん。八つ当たりでした。」
「いや、大丈夫!気にしてないから!」
「爆豪ってさあんなんだからよく1人になりそうになるじゃん?」
「え、?おう?」
全然関係の無い話題に戸惑う上鳴を無視して話を進める
「そーゆうの気になっちゃって目で追ってたんだけど、1人になりそうな時隣にいるのっていつも上鳴だったんだよね。
何回目かで気づいて、無意識そうしてるのかもしれないけど、そーゆうことをできる優しさが上鳴のいいところなんだろうなって思ってた
私、上鳴が」
「ちょ!ちょっと待って!! 」
「ええ、私今結構勇気出してたんだけど、、」
不満を全面にだしてアピールする
「ごめん。でもこーゆうのは男から言うべきだと思うし!」
「何それ、切島みたいなこと言ってんなよ」
「もー!いいから聞いて!
千鶴が好きです!俺と付き合ってください!!」
テレビ番組みたいに頭を下げて手を差し出す上鳴
「はいはい、私も上鳴が好きだよ」
「手握ってくれよ!」
「テレビのみすぎ」
さっきまでの雰囲気とは打って変わって笑らいながら寮を出る
思い出の隣にいつまでも君がいることを
END✩.*˚