第10章 約束【クルーウェル】
こっちの世界に来てそろそろ半年がすぎようとしている
よく分からない世界でよく分からない事件に巻き込まれては生身で解決し精神的に辟易してしまった
「監督生、次の授業が始まるぞ」
「あー、、サボりマース」
何も考えたくなくて外のベンチでポケーと空を眺めているとクルーウェル先生が後ろから声だけをかけてくるので振り向きもせず声だけで答える
(疲れたな。帰り方分からない割にやたらと事件には巻き込まれるし、変な夢ばっか見るし、先輩達は怖い人ばっかだし)
「帰りたいな」
「物思いに耽っているのか」
「クルーウェル先生、!」
クールウェル先生は隣に座ると缶のココアを渡してくれた
「苦いものは苦手だろ」
「...ありがとうございます」
私は有難くココアを飲む
「...怒らないんですか」
「あぁ、そんな日もあるだろ。」
「そう、ですか。それにしても優しくて気持ちわr」
「sit!!このままここに居るのか」
バシッと頭を叩いたくせに平然と話を進める先生、やはりクルーウェル先生だ
「え、、いや、どーしましょう」
「そうか、俺は研究室にいる茶くらいだしてやるからふらふらするくらいなら来なさい。何かあっても守れない」
「.........ついて行ってもいいですか?」
「構わない」
私は先生の半歩後ろをついて行った