第1章 気持ちを込めて【丸井ブン太】
「部長、副部長。頑張れよ。集まってもらって悪かったな。解散」
兄の号令で1、2年生の殆どは教室を出ていったが、お兄ちゃんと仲が良かったブン太先輩や副部長を任された真田先輩やらが3年生の輪の中にいた
「おーい、行くぞ」
声に反応して振り向くと自分と私の鞄を肩にかけた大ちゃんがいた
「あ、うん!お兄ちゃん私大ちゃんと先帰ってるね」
「おーわかった。大希頼んだぞ」
「うん、またね和兄」
お兄ちゃんと別れて帰宅を急いだ
「じゃあ着替えて来いよ、俺は準備して待ってるから」
「わかった!パパッと行ってくるね!」
大ちゃんと私の家は道路を挟んで向かいあっている。
私と大ちゃんは自分の家に入り支度を進めた