第1章 気持ちを込めて【丸井ブン太】
立海大附属中学校に入学して部活見学をしている時、「天才的だろい?」と笑う先輩の顔が忘れられなかった私はテニス部のマネージャーをすることに決めた
「ブン太せんぱーい」
「なんだ?」
「今日の放課後正式な引き継ぎをするので生物室に集まって欲しいってお兄ちゃんが」
冬になり3年生は引退したが引き継ぎができていなかったテニス部は2月に入った今頃にすることになった
「わかった、わざわざありがとな」
「いえいえ!じゃあまた」
「おう」
3年生に兄がいる私は2年生と1年生への連絡役の仕事がある
「先輩とこ行ってたの?」
ブン太先輩に要件を伝え終えた私は教室に帰ってくるとすぐに声をかけられた
「うん!相変わらず可愛かった」
「はいはい、で例のやつどーすんの?今日の夜とかは?」
「今日は部活の引き継ぎあるから迎えに来てよ兄ちゃんの教室でやるからさ」
「りょーかい、」
「うん!」
私は幼馴染の大ちゃんと話をつけ席に着いた。
授業をダラダラと過ごし放課後になった