第4章 After the Rain
あれから七人で街に行くことにした
坂田「ソフトクリーム食べようや!」
うらたぬき「おぉ!いいな!」
ソフトクリーム…?って確か…
なんかコーンにうねうねした形のやつが乗ったやつか
坂田「秀華は何味がいいん?」
秀華『何味があるんですか?』
坂田「えっとな~バニラ、抹茶、苺、レモン!」
秀華『ん…?』
どんな味なんだろ…
坂田「もしかしてソフトクリーム食べたことない…?」
秀華『はい』
あの後結局浦島坂田船さんのを少しずつ貰った
美味しかった
志麻「次は?」
坂田「あ!ゲームセンター!
まふまふ!勝負や!」
まふまふ「望むところ!」
うらたぬき「おい!走んな!」
もう案内どころか遊んでるような気がする
ま、いっか
確かゲームセンターって遊ぶ所だって聞いたことある
うらたぬき「なぁゲームセンターも
行ったこと無いのか?」
秀華『はい
学校やコンビニやスーパー以外は
入ったことありません』
そらる「!」
センラ「それ、ホンマ?」
秀華『はい』
志麻「服屋とかに友達と遊びに行ったことは?」
秀華『親に禁止されていましたし
なんせこの瞳ですから…』
私は自分の赤色の目を指す
そらる「…人間界で赤い目はいないもんな…」
秀華『はい』
坂田「お~い!うらさん達!早く遊ぼーや!」
うらたぬき「!あぁ!今行く!」
私達は坂田さんの方へ走った
扉を開けると耳が破れるくらいの音量で
リズミカルな音楽とかが流れていた
これがゲームセンター?
志麻「ここはリズムゲームを中心に扱っている
ゲームセンターや
リズムゲームってのは音に合わせてボタンとかを
タッチするゲームなんや!」
なんか…難しそう
坂田「じゃあ俺とまふまふで見本見せるな!」
坂田さんとまふまふさんが
円形の周りにたくさんボタンがある機械の前に立つ
坂田「まふまふ本気で来い!」
まふまふ「言われなくても!」
秀華『え?そんな危ないゲームなんですか?』
うらたぬき「いやあいつらが熱くなってるだけだ」
センラ「多分やってみれば分かるよ」
ほぉ…?