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【ハイキュー】11月のアンクレット

第4章 俺の親愛なる



「ねえ王様、あのクソ男誰?僕死ぬほど不愉快なんだけど」

ただでさえさっきひまりちゃんに結構キツイことを言われた月島が影山に問う。
無意識なのか知らんけど仮にも向こうのキャプテンを睨むのはいかがなものかとこっちも主将として注意すべきか迷ったけど、どっちにしろ火に油だし辞めておいた方が良さそうだ。

「『及川さん』。超攻撃的セッターで、攻撃もチームトップクラス。で、性格もすげえ悪い。多分お前より悪い」
「へえ、なんか今僕すごく殺意沸いてる。なに、影山の知り合いってことは北川第一なの?」
「ああ。中学の先輩」

瞬間月島がものすごく凶悪な顔をして影山を睨み付ける。

「なに、やっぱりお前んとこの中学なの!?
なんなの、お前の周りの連中ってなんであんなにろくでもなさそうなの!?最悪…最悪なんだけど!
ちょっと王様、どう責任取ってくれんのさ」
「?なんで俺が責任取んだよ?なんか及川さんに何か恨みでもあんのか?」

言われて月島が言葉に詰まる。
十中十、月島は及川とひまりちゃんとの関係が気になってるだけだろう。
さっきからすごい殺意を感じる。

「…いや別にないけど」

チラ、と月島がひまりちゃんを見て、再びしかめ面をする。
タイミングも悪かった、及川がひまりちゃんの頬を抓って遊んでる最中だったし。
男の嫉妬はみっともないぞ~なんて声を掛けようと思ったけど、殺されかねんからやめた。
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