Eve innocence 【D.gray-man】
第6章 足でまとい·····
それから6ヶ月が過ぎた。
今日からやっと実戦練習が出来る。
幸運なことに私はティエドール元帥の
元で実習することになった。
「ユウ、今日はよろしくね。」
「チッ、油断するなよ。やられるぞ。」
「心配してくれてありがとう。ユウ。」
「チッ。」
(相変わらず、舌打ちが多いなぁ。本当は優しいんだから素直になればいいのに。)
同じチームのミカとダニエルは実戦が私より先に進んでおり、ミカにはいつも罵倒される
毎日だった。
しかし、今日の実戦が上手く行かなかったら
更に罵られるだろう。
(油断せずに気を引き締めて行こう。
足がちゃんと動きますように。)
そんな事を考えて、集合場所に向かった。
「あら?今日から足手まといも一緒かしら?せいぜい死なない様に気をつけてねぇー。」
ミカが私を見つけてバカにしてきた。
ダニエルは黙っているが冷ややかな目で
私を見て、顔を背けた。
「よろしくお願いします。」
私は、2人に頭を下げた。
すると、その後にユウ達が来て
みんなで奇怪現象が起きてる
ヨルダンに向かった。