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満開桜

第12章 合宿Another story 卯月千景 甘裏


白熱の卓球勝負の結果、1日目→千景、2日目→幸、3日目→臣、4日目→東、5日目→左京、6日目→一成、最終日→至の7人に決定した。ちなみに順番はジャンケンで決まった模様。
「同室になるみなさん、よろしくお願いしまーす」
いづみ『じゃあ部屋も決まったことですし、荷物を部屋に置いたら一旦広間に集合にします!一時解散!』
ちなみにいづみは椋と同室になったそうです。
「千景さんと同室かー。」
千景『なに?俺じゃ不満かな?』
「不満ってゆーか、千景さんの本心が見えないとこがやだ。」
千景『そうかな?めぐの前では結構素直だよ?』
「絶対嘘。密といる時が一番素だもん。」
千景『めぐは抜けてることの方が多いのにそうゆうことは鋭くて困るよね』
「ほら、やっぱり。別に今さらなに聞いたって幻滅とかしないよ。千景さんが話したくなったら話せばいい。でも話すつもりがないなら私もこれ以上は踏み込まない。それだけ教えてください。」
千景『まったく、めぐには敵わないな。じゃあ今日の夜、少し思い出話をしようかな。お酒でも飲みながらね』
「わかった!あ!荷物出してない!ってなんで千景さん終わってんの!?」
千景『俺は話しながら荷物の整理してたからね。めぐは話に夢中だったから手は動いてなかったみたいだね。手伝ってあげようか?』
「ぐうの音も出ない…オネガイシマス…」
千景『素直でよろしい♪』
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いづみ『全員集合したかな?では合宿の流れを説明します。まず今日はこれからこの広間をお借りしてエチュードをします。2人1組でペアはこの説明が終わったら発表します。全組でミックスしてるので、普段にないものが得られるはず。全員分なので、恐らく終わる時間が食事の時間くらいになる予定です。食事のあとは少し休憩を挟んだあと、戯曲のセリフ読みをします。滑舌や言い回し、イントネーションを意識してもらいます。終了次第、今日は解散にします。以上ですが、何か質問ありますか?…では、このままエチュードのペアを発表します。まず1組目…』
その後ミックスのエチュードが全員披露され、演じる側も観客側も今までにない掛け合い、タイミングに刺激された。
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