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満開桜

第11章 合宿 全員 甘夢〜微裏夢


めぐが寮中を走り回りながら団員全員を談話室に集めた。
「全員揃いやしたー!」
左京『迫田みたいな喋り方すんな。今集まってもらったのは次の合宿の件だ。全員参加は事前に伝えたから予定は大丈夫だな。今回はいつものコテージではなく、雪白の知り合いのところで世話になることになった。』
いづみ『隠れ家宿だよ!』
団員がざわつく。あの銭ゲバ、芝居バカの左京が合宿に隠れ家宿を提案するなんて…何があったのか考えを巡らせると答えはすぐわかった。
いづみ『今回はめぐちゃんも同伴してもらいます!稽古中から様子を見てもらうことでスタイリングに活かしてもらいます!』
「左京さんと大人しくするって約束したから大人しくしてまーす」
全員が察した。めぐに自分も連れて行けとねだられたのだと。
左京『おい、お前ら。なんか言いたいことあんならはっきり言え。』
誰も言えるわけもなく、出発前日になった。
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ここからは天馬微裏です。苦手な方はこのまま次のページへどうぞ




コンコンコン、ガチャ
「はーい、天馬だぁ。珍しい。」
天馬『あのさ、あ、明日なんだけどよ』
「うん?あ、中入れば?」
天馬『お、おう』
バタン
「んで?」
天馬『宿の近くに、星が、綺麗にみ、見えるとこが、あるんだ。い、一緒に、行かにゃ、行かないか?』
「ブフッ、あはは!いいよ、そんな場所あるんだ!」
天馬『何笑ってんだよ!た、たまたまパソコン見てたら載ってたから…』
「うん!じゃあ一緒に星、見ようね♪でも…天馬が行かにゃって…思い出して笑う…笑」
天馬『う、うるせー!』
グイッ
天馬がめぐの腕を引き抱きしめながらキスをする。噛みつくようなキスに酸素を求めて口を開くと待っていたとばかりに天馬の舌が中に入り込んできた。
「はぁ、ん、んん…ふぁ…ん…」
天馬『俺のこと笑うからだ…』
「んぁ…天馬、んん…ん…」
チュ
天馬『今日はこれでやめといてやるよ。じゃ、明日な。』
バタン
「普段ポンコツなのにこーゆーときはカッコイイんだよな。さすが俺様天馬様。」
その頃めぐの部屋の外では自分がしたこと急に恥ずかしくなって叫びながら部屋に戻って幸に怒られた天馬でした。
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