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満開桜

第11章 合宿 全員 甘夢〜微裏夢


左京『あ?合宿に行きたい?』
「うん!いつも私置いてけぼりなんだもん!つまんない!」
左京『ふざけるな。遊びに行ってるわけじゃねぇんだ。それにお前はスタイリストだろ。』
「練習の時からみんなの動き見た方がスタイリングに活かせるよ!」
左京『ダメだ。』
いづみ『左京さん、私も考えてたんですけど、めぐちゃんも合宿同伴させてもいいんじゃないでしょうか?そうすれば幸くんも負担が減って芝居にもっと集中できると思います。幸くんと同じ感性を持っているめぐちゃんがいれば幸くんも安心出来ると思うんです。』
左京『カントクまで…』
左京がめぐの方を見ると希望に満ちた目でこちらを見ていた。
左京『……はぁ。ったく、わかった。但し、絶対に大人しくしてろよ』
「ホント!?行ってもいいの!?やったぁ!いづみちゃんありがとうー!」
ギュー
いづみ『あはは、じゃあ一緒に頑張ろうね!』
東『じゃあ僕の知り合いで隠れ家宿をやっている人がいるから、連絡してみようか』
左京『おい、雪白。旅行じゃなくて合宿だぞ。それに今回の合宿は実力の底上げのために全員参加だ。そんな金ないからな』
東『ふふっ、実はそこの宿はまだあまり知られていなくてね。宿泊費諸々を無料にする代わりにレビューをしてほしいって頼まれていてね♪だからみんなで行っても大丈夫だよ♪』
いづみ『相変わらずすごい人脈…』
「隠れ家宿!!大人みたーい!ね!左京さん、行こうよ!」
左京『はぁ、わかったよ。めぐ。ここに団員全員呼んでこい。』
「ガッテンだぁー!」
バタン
いづみ『左京さんも、何だかんだめぐちゃんに弱いですね♪』
東『他のメンバーだったらもっと凄んで、有無を言わせないもんね♪』
左京『はぁ、ったく…』
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