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満開桜

第2章 プロローグ


102号室
コンコンコン
「真澄ー、朝だよー、生のいづみちゃんに会えるよー、今日のいづみちゃんはポニーテールしてたよー」
ガチャ
『…ポニーテールの監督…』
「めっちゃ可愛かったわぁ、うなじがタマランチだったよ」
『めぐはポニーテールしないの』
「やだ、今日は2つ結びの気分なの」
『監督の次に可愛い…』
「はい、いづみちゃんのとこ行けー」
バタン

103号室
コンコンコン
「社蓄組おはようー、朝ごはんですよー」
千影『やぁ、おはようめぐ。いい加減その呼び方は何とかならないのかな?』
「千景さんがわたしに優しくしてくれるなら考えてあげてもいいですよ」
千景『その減らず口はキスで塞いであげようか?』
「野良猫は舌噛みますよ、至さんは?」
千景『はぁ、つれないな。茅ヶ崎ならまだベッドだよ』
「うわぁ、面倒だ」
千景『あとは頼んだよ』
バタン
「至さーん、朝でーす、社会に貢献する時間でーす、貢献しないとリンゴのカードは買えませーん、あと今日は新作ゲームの発売日でーす」
至『RebornTouch…買わないとたるちの名が廃る…だが襲い来る睡魔がまた俺を飲み込もうと、』
「早く起きろ、こじらせ厨二」
至『まったく、めぐは冷たいな』
「至さん以外もまだ起こしに行かなきゃいけないミッションがあるんです」
至『じゃあたるちはラスボスってことで最後に起こしに来て』
「もう2度と来ない」
バタン
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