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満開桜

第37章 わざと 臣 甘裏


「見て見てー!幸が作ってくれたのー♪」
万里「うわ、エロ(あー、そうかよ)」
至『万里、逆になってるよ。マジワロタw』
「可愛いでしょー、軍服って一回着てみたかったんだよねー♪」
どうやら軍服を頼んで作ってもらっためぐ。白地に金の装飾。下はスカートではなくキュロットのタイプの作りになっている。
至『似合ってるよ、可愛い』
万里『つか、幸もよく作ったな』
幸『毎日作れ作れ言われたら仕方ないじゃん』
いつのまにか幸も談話室に来ていたようだ。
「ありがと、幸!お礼は駅前のドーナツの新作セットでいい?」
幸『しょうがないからそれで手を打ってあげるよ』
「やったぁ!」
万里『でもよ、さすがに下短すぎねーか?』
「スカートじゃないし、キュロットだから大丈夫でしょ?」
万里が裾を持ち上げる。ほぼ脚が見えている状態だ。
至『万里、それ何のエロゲーだよ。』
幸『そんなこと言いながらスマホで連写してるじゃん』
「至さん、お金とるよ」
至『逆に払えば撮らせてくれるの』
万里『発言が変態っすよ』
結局この後、左京に怒られて解散となり各々部屋に戻った。
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部屋に戻っためぐは余程気に入ったのか、まだ衣装を着たままだった。
「さすが幸、細かい所までちゃんと作り込んであるー」
すると外でドアノブをガチャガチャしている音がする。ドアを開けると臣が105号室の前にいた。
「臣、おかえりー。太一なら友達のとこに泊まるって出かけたよ?」
臣『あ、そうか。今日だったか…』
「鍵ないの?」
臣『ん〜、どうも居酒屋に置いてきたみたいでな。今日は談話室のソファで寝るから大丈夫だ。めぐも早く寝ろよ?』
「ソファで寝たら左京さんに怒られるよ、わたしの部屋で寝る?」
臣『俺とじゃベッドで一緒には無理だろ笑』
「あれ?この間言わなかったっけ?ベッド大っきいの買い直したんだよ。寝相悪すぎて落ちちゃうから。だから臣が一緒でも大丈夫だよー」
臣『そうなのか?じゃあ、悪いが今晩だけ泊まらせてもらうな』
「はーい、どーぞー」
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