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満開桜

第30章 ドンシリーズ 甘夢


手首ドンmeets丞
丞『お前、そんな甘いもんばっか食べてたら太るぞ?』
「甘いものは頭使ったら消費されるからいくら食べてもいいんですー」
同棲して3年の2人。ここ最近ご飯以外には必ず何か口にしているめぐを毎日の日課のように咎めていた。
丞『そういえば何でいつも甘いものなんだ?しょっぱいものじゃダメなのか?』
ふと疑問に思った事を口にした。特に深い理由はなかった。本当にただ疑問に思ったから聞いた。しかしめぐが恥ずかしそうに顔を赤くして視線を逸らす。
「…だって、…しいから」
丞『ん?』
「丞が、チューしてくれない、から…口寂しくて…甘いもの食べてたら…紛れるかなって…」
丞『…今何か食ってるのか』
「?食べてないけど、んむ…」
先程まで食べていたチョコが無くなったことを伝えようとした瞬間、両手首を頭の上で拘束され壁に押し付けられ目の前に丞の顔が目の前にあった。唇にはふわふわとした感触。キス…かと思ったが違う。マシュマロだった。口に入れようと半分噛むと丞の顔が離れ、両手の拘束も解かれた。丞は残りのマシュマロを口に入れ口端を拭う。
丞『素直にキスしたいって言ったらしてやるよ』
意地悪い笑みを浮かべた丞に勝てないと悟っためぐは素直にキスをねだった。
伊助『はい!丞くんありがとうございます!』
丞『こんなもんか』
「冬組のアダルトを全面に出してきたな。こわっ」
丞『まぁ平均年齢はうちの組が一番上だからな』
「そうじゃないよね」
伊助『では採点は19点!』
いづみ『大変良かったのですが、めぐちゃんのお母さんの気持ちで見てしまったのでマイナスしておきました!』
丞『それありか?』
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