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満開桜

第30章 ドンシリーズ 甘夢


壁ドンmeets九門
2人は付き合って1年になるカップル。今日はその記念日。部屋のベッドの上で並んで座っていた。
九門『めぐ、俺のこと好き?』
「今更何言ってるの?」
九門『だって…いっつも俺ばっかり、好きとか言ってるじゃんか。たまにはめぐから聞きたい。今日記念日だしさ、ダメ?』
覗き込むように九門がめぐを見つめる。
「そんな可愛い顔してもダメー。騙されないもんねー」
ダンッ
ケラケラ笑うめぐに対抗心が芽生えた九門がめぐの顔の横に手をつく。めぐは少し驚いて顔を上げる。いつもの可愛い九門ではなく男の顔をした九門だった。
九門『俺のこと、可愛いだけの男だって思ってる?俺だって男だよ。ね?俺のこと好きって言ってよ』
鼻先が触れる距離で囁く。めぐは少し間を置いて答える。
「…九門が、好き…」
伊助『はい!九門くん、ありがとうございます!』
九門『あぁーー!俺恥ずかしくて死にそう…』
「よく頑張りました笑」
伊助『では採点は18点!監督、マイナス2点はどの辺りが?』
いづみ『今後の色っぽさの伸びしろへの期待に!』
「おぉー、九門よかったね。色っぽかったって」
九門『ホント!?あざっす!』
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