第3章 喜んでほしいから 七尾太一 甘裏
プラン②カフェ
『まさか莇とカフェに来るとはね』
『まぁ幸さんとなら1番自然に入れんだろ。クソ左京なんかと向かい合って座りたくねぇし』
『だね。あ、めぐたち来たよ』
『ホントだ。意外と楽しそうにしてんな』
『思ったより、順調なんじゃない?ってかこのパフェめっちゃ美味しい』
『臣さん作れんじゃね?』
『帰ったらオカンに頼も』
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「ここ、気になってたカフェ!白玉パフェ食べたい!」
『じゃあ白玉パフェとアイス抹茶ラテくださいっす!』
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「口が幸せ…抹茶アイスも美味しい…」
『めぐはホントに美味しそうに食べるっすね!』
「うん!ねぇ、太一のラテ一口ちょーだい?」
『いいっすよ!』
「…美味しい!じゃあお礼にパフェを一口あげよう!はい、あーん」
『へっ!?あ、あーん…お、美味しいっす…』
「よかったぁ♪」
『(こんなにドキドキしてるのは俺だけかー!?)』
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『バカ犬、めぐに振り回されてる』
『まぁ、あれやられたらああなるな』
『めぐも天然でやってるからねぇ、タチ悪い』
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