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満開桜

第3章 喜んでほしいから 七尾太一 甘裏


プラン①ショッピング
「太一、これ可愛い!」
『ホントっすね!めぐに似合いそうっす!』
「ちょっと試着してきてもいい?」
『いいっすよ!俺ここで待ってるっす!』
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『今のところは問題なさそうだね』
『たいっちゃんも緊張ほぐれてるし、大丈夫っしょー☆』
『あ、めぐ出てきた』
『めちゃカワじゃーん!パシャりたかったぁ!』
『ふふっ、太一も顔が緩みっぱなしだね』
『おれも今度めぐにデートしてもらおー☆』
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『めぐ、似合うっすよ!』
「ほんと?じゃあこれ、買ってくるー!」
『めぐ、俺が買うっすよ!』
「え?そんなの悪いよ!」
『大丈夫っすよ!』
「じゃあ、次のお店でほしいものがあるからそれをお願いしてもいい?」
『もちろんっすよ!』
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「太一、このお店ー!」
『ん?コスメコーナー?』
「うん。リップがなくなりそうでさ、新色出てたし欲しいなぁって思ってさ」
『そうだったんすね!あ、これ』
コトッ
『こちら発売したばかりの新色です、試されますか?』
「はい、お願いします!」
『こちらの色は…』
「へぇ〜…」
『…あ、すみません。これをプレゼント用にしてもらえますか?』
『かしこまりました、あちらの彼女さんに内緒のプレゼントですね♪?』
『へへっ、気に入ってくれますかね…』
『彼女さんに似合う色なので大丈夫ですよ、素敵な一日になるといいですね!お包みするのでお待ちください♪』
『ありがとうございます!』
めぐの対応をしているBAさんではない人からこっそり受け取り、バッグに忍ばせた。
『めぐ、それにするっすか!?』
「うん、これにする!」
『じゃあこれ、お願いしますっす!』
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「太一、ありがとう!欲しかったんだぁ、これ♪」
『喜んでくれて良かったっす!あ、そろそろお昼にするっすよ!』
「そういえばお腹空いたかも!」
『こっちっすよ!』
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「あのお店めっちゃ美味しかったー!」
『ほんとっすね!また来るっすよ!』
「えへへ♪」
『ん?どうしたんすか?』
「またデートしてくれるってことでしょ?嬉しくて♪」
『〜〜!?もちろんっすよ!(反則的な可愛さ…)』
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